12日の「母の日」のDeNA戦は才木浩人投手と梅野隆太郎捕手が今季7度目のバッテリーを組む見込みだ。才木は母の日に向けてピンク色のグラブやスパイクを準備。母の久子さんは大体大4年時にハンドボールで全国2位になったことがあるアスリート。アドバイスを受けたこともあり「メンタルはバケモンなので。試合の中でのメンタリティとか。自分はこうやった、みたいな」と振り返る。母譲りの強いハートで感謝の4勝目を狙う。

梅野は昨年の「母の日」のDeNA戦(甲子園)で2安打1打点で勝利に貢献した。当時はピンクを基調としたプロテクターを使用したが、今季は「黒ピンク。ちょっと落ち着いた感じで」。黒を基調にピンクのラインが入ったこだわりのデザインで挑む。天国の亡き母へ「感謝を表す意味ではすごく大事な日。チームとしても勝ちたい」と力を込めた。【村松万里子】