巨人菅野智之投手(34)がプロ野球史上60人目の通算1500奪三振を達成した。 残り4三振で迎え、先発マウンドに立った。6回2死走者なし、ヤクルト村上を空振り三振に仕留めた。チームは722日ぶりにセ界単独首位に躍り出た。単独首位は22年5月20日阪神戦以来で、阿部慎之助監督(45)体制では初。勝負強さを身に付けたチームは4連勝で今季最多タイの貯金4とし、勢いは増すばかりだ。

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プロ初三振は13年3月30日広島戦の菊池からだった「昔は三振こそが正義だと思っていた」とこだわりを持って狙った。16年と18年には最多奪三振のタイトルも2度獲得した。 経験を重ねる中で、少しずつ三振への意識も変化してきた。ピンチの場面など状況に応じて狙うものになった。「特にセ・リーグは追い込まれてから当ててくるバッター、コンタクトしてくるバッターが多い。リーグ全体の三振率も毎年低下していると思う。そこに固執していくのではなくて、順応していく能力も必要。今は取れる時に取れたらいい。取る力がなきゃいけない能力であり、こだわりすぎてもいけないのかなという感覚」。通算258試合目で節目の数字にたどり着いた。

▽巨人杉内投手チーフコーチ(通算125勝&1500奪三振の菅野に)「僕(2156奪三振)を抜いてもらいましょう。まずは勝利数(142勝)を抜けっていっているんですけれど。トモに勝ちがついてよかった」

▼通算1500奪三振=菅野(巨人) 11日のヤクルト7回戦(神宮)の6回、村上を空振り三振に仕留めて達成。プロ野球60人目。初奪三振は13年3月30日の広島2回戦(東京ドーム)で菊池から。巨人では6人目で、通算1739回2/3で到達は94年槙原の1750回1/3を抜く球団最速。

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