阪神岡田彰布監督(66)は試合後、「もうええわ」と静かに吐き捨て、取材に応じなかった。サヨナラ負けで4連敗を喫した。

ゲラが、またも精彩を欠いた。1点リードの9回に登板。先頭の友杉に中前打を許すと、そこからなかなかストライクが入らない。9番和田は3ボールとしながら、なんとか粘って犠打を決めさせた。代打ソト、2番小川には連続四球。簡単に1死満塁のピンチをつくってしまった。

3番高部には左翼への飛球を打ち上げられた。犠牲フライには十分な距離。左犠飛で同点に追いつかれた。助っ人右腕は26日巨人戦に続き、来日初となる2試合連続での失点。前川の2ラン&一時勝ち越しとなる適時打などでつくったリードを守り切ることができなかった。

4月は13試合に登板し防御率1・38。安定感抜群で岩崎とのダブル守護神の一角を担ってきた。ただ、5月はこれで3度失点。「体に疲労がたまっているんでしょうけど、それも当然のこと。覚悟していることなので、問題はありません」と、これまでも語ってきた。来日1年目。ここが前半戦の踏ん張りどころだろう。

先発青柳が4回3失点で降板した後、島本、石井、桐敷、岩崎とブルペン陣で無失点リレーをつないできたが、頼みの右腕が崩れた。最後は7番手漆原が4-4の延長10回に押し出し四球を与えてジ・エンド。前回登板で失点していた岩崎が無失点投球だったのは明るい材料だが、接戦をものにするにはゲラの復調も欠かせない。

▼昨年日本一チームの阪神が交流戦初戦から3連敗。両リーグともに交流戦で初戦から3連敗したチームのリーグ優勝はなく、V率は0%。過去のリーグ優勝チームの交流戦初戦からの連敗は2が最長だった。

▼阪神が26日巨人戦から今季最長の4連敗。4月10日広島戦から同13日中日戦にかけての3連敗(1分けはさむ)を上回った。

▼阪神は5月最後の試合に敗れ、10勝13敗1分けの勝率4割3分5厘で終えた。昨年は球団月間最多タイ19勝を記録するなど勝ち星を稼いだが今年は借金3となった。昨年の5月は1試合平均4・4得点だったが今年は2・7得点と得点力不足が響いた。

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