日本ハム新庄剛志監督(52)が、田中正義投手(29)を一時的に守護神から外すことを決断した。「日本生命セ・パ交流戦」のDeNA戦(エスコンフィールド)で、同点の9回から登板した田中正は牧に決勝ソロを浴びた。指揮官は登板3試合連続失点となった右腕を配置転換し、当面は日替わり守護神で臨むことを明かした。チームは2試合連続の1点差負けで、4カードぶりの負け越しも決まった。
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新庄監督は試合後、報道陣からの質問を聞く前に、守護神の配置転換について自ら説明した。
新庄監督 正義君の投球フォームがちょっとワンパターンで(打者が)タイミングを取りやすくなっている。ただ単に打者が打ちやすいボールになっているからその辺の工夫と(直球の)ホップ成分が足りていないところを修正してもらうために、ちょっとポジションを変更して、良くなったらまた戻すっていう形。
3-3の9回に登板した田中正は、牧に外角低めの151キロ直球をスタンドに運ばれた。セーブ失敗した5月24日楽天戦と同31日DeNA戦に続く失点で、決断せざるを得なかった。
新庄監督 勝つためにやっているので。(連続失点から)3回目は気持ちの面でも変わるのを期待して、でも打たれてしまったんで、そうするしかない。
配置転換先は「考えます」と明言を避けたが、1軍で復調のきっかけをつかんでもらうつもりだ。
新庄監督 真っすぐと変化球の腕の振りも変わっている。ピッチングコーチと相談してもらって、いい時の正義君に戻るまでは…。
当面は「バッターによって」と日替わり守護神で臨む。正守護神の座は空けたまま、田中正の“守護神奪還”を待つ考え。田中正は「昨日、今日とチームがいい流れで、こういう形になったので申し訳ないです。もう1回しっかり整理して、1個1個やっていくしかない」と話した。
これでDeNAには交流戦がなかった20年を除いて18年から6季連続で負け越しとなった。新庄監督は「シーズン中はいろんなことありますよ。連勝する時もあれば、今日みたいな試合(もある)。こういうセリフが出ないように、明日からやっていきます」と話し、球場を後にした。【木下大輔】
▽日本ハム建山投手コーチ(田中正について)「いったん楽なとこで投げて、しっかり正義らしさ取り戻せたら。ボールはそんなに悪くない。ちょっとしたとこ。すぐ本来のピッチングに戻るといいなと思ってます」



