東京6大学野球リーグの明大は3日、長野・高森キャンプをスタートさせた。
監督として15度のリーグ優勝を誇る「御大」こと故・島岡吉郎氏が高森町出身であることから毎年、キャンプが行われている。選手たちはこの日午前、町内での墓参を済ませてから、飯田市内の球場で夏季キャンプを開始した。
春季リーグは早大に及ばず、2位に終わった。田中武宏監督(63)は「春はすみませんでした、と墓前に報告してきました」とし「早稲田さん相手にミスで負けてしまったのが痛かった。ケガ人も多く出てしまった」と振り返った。
現在は3班に分かれ、高森キャンプ参加の1年生含む40人は、秋季リーグ戦の現時点でのベンチ入り有力候補になる。田中監督は「ただそれで安心するようではだめ。全体で情報を共有しています。キャンプは人数も絞ったし、1人あたりの練習量は多くなる。テスト休みもあったので、まずは1週間でしっかり上げていってほしいです」と真夏の鍛錬に期待した。
今秋ドラフト会議で複数球団から1位指名候補に挙げられている宗山塁内野手(4年=広陵)は、2月末に死球で右肩甲骨を骨折。4月の開幕までには復活したものの、その後、別の故障で春は5試合の出場に終わった。田中監督はこの日、その故障が「右手中指第1関節の骨折」だったことを明かした。
この日も遊撃ノック、フリー打撃と精力的に動いた宗山は「もう何も問題ないです。試合も大丈夫です」と100%回復をアピール。ラストシーズンに向け「集大成を見せたいです。もちろんタイトルは取りたいですけど、何より優勝した思いが強いです」と話した。【金子真仁】



