阪神が投打のかみ合った試合運びを見せ、巨人相手に連敗を阻止した。前夜12日に自力優勝の可能性が消滅していたが、この日首位広島がDeNAに敗れたため、自力優勝の可能性が復活した。
前夜まで4番に座っていた佐藤輝明内野手(25)が、6月22日DeNA戦(甲子園)以来40試合ぶりのベンチスタート。代わって座ったのは、プロ初となった森下翔太外野手(23)。第110代4番が、初回から本領発揮した。先頭近本が左前打で出塁し、2死二塁から巨人グリフィンの抜けたフォークを強振。左中間最深部に放り込む先制の11号2ランとなった。
直後に丸の先頭打者本塁打で1点をかえされるも、追加点は2-1のまま迎えた4回。2死満塁の好機で8番木浪聖也内野手(30)が、右翼へ走者一掃の適時二塁打を放ち、リードを広げた。
しかし先発の才木浩人投手(25)が5回、巨人打線につかまった。先頭長野の右前打、岸田に与えた四球から2死二、三塁とされ、モンテスに左翼フェンス直撃の二塁打を許し2点差に。続く丸を右邪飛に打ち取るも吉川尚、坂本に連続適時打を許し同点に追いつかれた。今季ワーストの5回5失点を喫し、プロ初の2ケタ勝利は次戦に持ち越しとなった。
試合を決めたのは、7月17日巨人戦(東京ドーム)以来のスタメン出場となった渡辺諒内野手(29)だった。1死から代打原口の四球、近本の二塁打、中野の四球でつなぎ1死満塁。渡辺が巨人高梨の初球を捉えて、左翼へ走者一掃の適時二塁打を放った。
前夜3安打無得点に抑え込まれた打線が奮起。一夜で自力優勝の可能性を取り戻した。



