中日高橋宏斗投手(22)が11勝目を手にした。相性抜群の広島に先制を許したが、7回4安打1失点。規定投球回もクリアし、防御率0・98で両リーグトップに躍り出た。シーズン被本塁打0も継続中だ。
3回2死一、二塁。末包に適時二塁打を許し、広島戦では今季26イニング目にして初失点も、崩れることはなかった。4回、石川昂に逆転打が出ると、5回から7回までいずれも3者凡退でねじ伏せた。「点を取ってもらった後はしっかりゼロで抑えることが大事だと思ったので5回以降、ギアを上げることができました」と声のトーンも上がった。
10勝右腕対決となった森下との投げ合いを制し、首位広島には今季4戦3勝。最多勝争いでもリーグトップの巨人菅野に1勝差と迫った。大記録やタイトルへの挑戦にも注目が高まるが「タイトルとかは今、何も意識してないですけど、シーズン終わってみて、取れたらラッキーみたいな感覚なんで」と過剰な意識はかけらもない。シーズン規定投球回まで23回1/3。1970年、阪神村山実以来の防御率0点台を維持しつつ、規定投球回到達者初の被本塁打0へのカウントダウンが間もなく始まる。
▽中日石川昂(4回、右翼線へ逆転の2点二塁打)「詰まりましたが、打球が切れず、フェアゾーンに落ちてくれてほっとしました」



