阪神西勇輝投手(33)がまさかの今季初2被弾で6敗目を喫した。「ホームランにしろ、自分の投げミスなので。起きるプレーに対して、防げるところを防がないとこういう展開になる」。5回8安打を浴び、今季ワースト5失点での黒星に唇をかんだ。
2回1死三塁、ヤクルト山田に高めに入ったチェンジアップを捉えられ、先制2ランを献上した。続く3回、佐藤輝の落球と四球で招いた2死一、二塁のピンチ。迎えた6番沢井に131キロスライダーを右翼スタンドへ運ばれ、これが決勝の3ランとなった。昨年6月7日楽天戦以来、1年以上ぶりに1試合2本塁打を浴びた。
失策がからんでの失点にも、責任を一身に背負った「大事な試合で味方のミスをカバーすることができませんでした。防げるところを防いで、ミスしたらそれをカバーできるようにというのがチームなので」。女房役の坂本とも5月4日巨人戦(東京ドーム)以来、2度目となる久々のバッテリー。「山田選手に打たれたホームランも誠志郎(坂本)の要求に応えることができなかったので迷惑をかけてしまいました」と悔やんだ。
今季ここまで20試合に先発し、防御率1・91。ベテランの安定感は最終盤に必ず武器となる。「自分たちは年間通してパフォーマンスを続けて、なんとかゲームを作っていくのが先発の役目」。次戦は再びチームの白星につながる投球を見せる。



