ドラフト1位候補の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)が、1点リードで迎えた3回、1死から右前打を放ち、リーグ史上34人目となる通算100安打を達成し、東京6大学野球の歴史に名を刻んだ。
常に進化を続けてきた。広陵時代から柔らかいスイングでミート能力が高かったが、その打撃力に磨きがかかったのは大学に入ってから。2年までは強く振ることを意識し、本塁打は8本。引っ張り込む打球が多かったが、3年になると反対方向を意識し、高めのボール球を仕留められるように。最終学年となった今春は2月29日のオープン戦で死球を受け右肩甲骨骨折。春季リーグ開幕戦には出場したが、その後に右手中指第1関節を骨折し、5月11日から欠場し、ベンチから見守る苦しい春を送った。今夏、ケガから復帰すると、持ち前のコンタクト率の高い打撃で強いライナー性の打球を広角へと自在にバットを操る。
主砲の記録達成で明大が勢いを増しそうだ。【保坂淑子】
◆宗山塁(むねやま・るい)2003年(平15)2月27日生まれ、広島県三次市出身。広陵野球部出身の父の影響で野球を始め、高陽スカイバンズから広陵。18年選手権、19年センバツ出場。明大では1年春からリーグ戦出場。趣味はサッカー観戦。175センチ、78キロ。右投げ左打ち。



