甲子園に巣ごもりからCS突破! 阪神は6日から甲子園で1軍全体練習を再開する。
今回は一部先発投手を除き、野手は宮崎でのフェニックスリーグに派遣しない方向。その分、近本、森下、大山、佐藤輝らは、石井、桐敷、ゲラ、岩崎ら豪華救援陣らが登板見込みのシート打撃で実戦感覚を養う。12日開幕のCSファーストステージで、まずはDeNA撃破へ。今季限りで勇退する岡田彰布監督(66)が、絶好の腕試しを経て下克上日本一に臨む。
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決戦へ向け、猛虎が「虎の穴」にこもる。レギュラーシーズン143試合を終えた阪神は2日間のオフを挟み、6日から甲子園で全体練習を再開する。7日からは宮崎でフェニックスリーグが始まるが、現時点では一部先発投手を除いて、野手は派遣しない方向だ。同じくCSファーストステージを控えていた21年は佐藤輝や原口ら1軍野手を派遣しており、異例の「巣ごもり調整」となる方向だ。
CSファーストステージ初戦(甲子園)まで実戦感覚を保つため秘策がある。12日までの6日間で「豪華シート打撃」の実施が予定されている。宮崎に行かず、甲子園で調整を行う中継ぎ陣を中心に登板する見込み。今季勝利の方程式を担った石井、桐敷、ゲラ、岩崎らが調整登板するとみられる。
他球団に恐れられてきた虎の強力リリーバー。相対するのは近本、森下、大山、佐藤輝らの主力野手陣だ。シーズン中には見られない本番モードの夢対決。野手陣にとっては生きた球を見ることができる貴重な機会となる。本番でのDeNA投手陣攻略へ、これ以上の相手はない。味方のボールで思う存分腕試しができる。
岡田監督はフェニックスリーグについて、以前から「日程的に対戦相手とか考えて、これはちょっと無理やなと思ったから」と派遣なしの方向を明かしてきた。本来なら派遣のタイミングとなる7日の開幕戦は巨人、9日にはDeNAとのゲームが組まれている。そこに主力を送り込み、あえて手の内を見せる必要はないとの作戦だ。
3日にDeNAとのレギュラーシーズン最終戦を終えてから中8日。試合間隔は空くが、自軍投手とのガチンコバトルが開催できれば問題ないだろう。ライバルの「007」を遠ざける雲隠れ作戦で、CS突破へ土台を固める。【中野椋】



