巨人のエース戸郷翔征投手(25)が、4回6安打3失点(自責2)で、またしてもKOされた。首位を走る阪神打線に初回から3失点でつかまった。1回1死、森下に左翼席へ先制2ランを浴びた。続く佐藤輝には直球が抜けて四球。大山に左前打されて1死一、二塁。前川は一ゴロに打ち取ったが、味方の失策が絡み、追加点を許した。
試合前は「いや、もうね、やっぱり1人1人アウトを取ることを意識しながら、もうここまで来たらやるしかないんで。もちろん勝ちもほしいですけど、まずはチームが勝てるように自分のピッチングをできれば一番かなと思います」と話していた。
甲子園は昨季の5月24日阪神戦でノーヒットノーランを達成した思い出の地でもあった。あれから1年。最高の思い出、最高の投球をイメージしてマウンドに上がったが、1年前とはかけ離れた姿だった。
戸郷は今季、2年連続での開幕投手を託されるも、本来の投球とはならずに未勝利が続く。4月11日広島戦で4回途中10失点と大炎上し、2軍再調整。5月5日阪神戦から1軍に復帰したが、失点を重ね白星をつかめずにいる。阿部監督は「エースがやっぱり勝てないとチームは浮上できないから、勝っていいきっかけにしてほしい」と話していた。
▼戸郷が今季6試合目も勝てずに0勝4敗。巨人の開幕投手が6試合投げて未勝利は52年藤本、66年金田、74年高橋一、23年ビーディに次いで5人目となり、開幕4連敗は74年高橋一9連敗、23年ビーディ6連敗に次いで3人目。高橋一の初勝利は18試合目、ビーディは0勝6敗でシーズンを終了したが、戸郷の初勝利はいつになるか。



