日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が“三十路(みそじ)1号”でチームを今季最長タイの5連勝に導いた。1回無死満塁で右翼ホームランラグーンに飛び込む決勝の17号満塁本塁打。20代最後の試合で満塁弾を放った6日楽天戦から中2日、30代初アーチもグランドスラムで飾った超優良助っ人の速攻から打線は今季最多の13得点。貯金も今季最多の「16」とした。

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4番レイエスがメモリアルアーチで大勝の起点となった。1回無死満塁。最高の形で巡ってきた打席は冷静に状況判断をしていた。

レイエス 真っすぐを狙ってタイミングがズレないようにということと、重要なシチュエーションだったので、ゴロを打ってはいけないっていう意識。僕自身としては、ボールを外野に運んでっていう意識で、打席に立ちました。

初球の146キロ直球はファウルとなったが、タイミングは合っていた。そして、2球目。今度は高めの144キロの真っすぐを打ち損じなかった。ゴロはダメという意識から、しっかりと打ち上げた打球は逆方向でも関係ない。右翼ホームランラグーンへ飛び込む、先制17号グランドスラム。左翼スタンドに陣取る日本ハムファンに向かって歓喜のドラミング・パフォーマンスを披露して大喜びだ。

95年7月7日に誕生したレイエスは、日本の年号なら平成7年7月7日生まれ。そして令和7年7月7日に30歳となった。6日楽天戦では20代最後のアーチも16号満塁本塁打。生まれた日以来となる“バースデー・スリーセブン”を挟んだ中2日で、三十路1号もグランドスラム。「いつもチームに貢献したいと思っているので、あそこでああいうバッティングができたっていうことは本当にうれしい」と、再びチームに勝利という“フィーバー”をもたらした。

先日、レイエスに「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしい」と助言をしていた新庄監督も「レイエスのホームランは、びっくりしましたね…右手、離していたけど(笑い)。アロンアルファで止めとけって(笑い)」と冗談を交えながらも、再びアーチ量産モードに入ってきた大砲に笑顔だ。

本塁打、打点の両部門でリーグトップを独走中のレイエスは本当に「エーーーグイ」し「スーゴイ」。これで4戦3発。9年ぶりのリーグ制覇へ大事な夏場に再び確変突入だ。

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