マー君が金字塔を打ち立てた。巨人田中将大投手(36)が9月30日の中日戦(東京ドーム)に先発して6回4安打2失点で今季3勝目をマーク。大台まで“あとひとつ”としてから4度目の挑戦で史上4人目の日米通算200勝を達成した。近年は故障にも苦しみ、21年の日本球界復帰後は5年間で通算23勝。プロ19年目の今季も4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初登板&初勝利を飾ったが、3カ月以上の2軍暮らしも経験した。苦しみながらチーム142試合目で大偉業を達成した。

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▼田中将が今季3勝目を挙げ、日米通算200勝を達成した。2度在籍した楽天時代に計119勝をマークし、ヤンキースでは78勝を挙げた。日本球界だけで200勝した投手は24人おり、日米通算での到達は05年野茂(デビルレイズ)、16年黒田(広島)、24年ダルビッシュ(パドレス)に次いで4人目。プロ初勝利は07年4月18日ソフトバンク戦(フルスタ宮城)。

▼田中将は楽天時代の08、09、13年にリリーフが各1試合あり、いずれもセーブを記録。大リーグでは19年にリリーフ1試合が黒星となっており、200勝は全て先発でマークした。日米通算を含めた通算200勝以上28人の中で、200勝達成時にオール先発勝利はダルビッシュに次ぎ2人目。

▼日米通算200勝の野茂、黒田、ダルビッシュと到達時の成績を比べると、432試合はダルビッシュの442試合を上回る最速ペース。到達時の敗戦数は4人の中で最少となり、通算勝率6割2分9厘はダルビッシュの6割1分7厘を上回る最高。36歳10カ月は野茂の36歳9カ月に次ぐ年少2位。

▼田中将は09~19年までに日米通算11年連続2桁勝利と安定して勝った。ちなみにNPBで2桁勝利を11年以上続けたのは、米田哲也の19年連続を筆頭に10人しかいない。13年には24勝を稼ぎ、00年以降では他に03年井川(阪神=20勝)と斉藤(ダイエー=20勝)、08年岩隈(楽天=21勝)しかいない20勝投手になったのも大きかった。

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