DeNAアンソニー・ケイ投手(30)が球団史に名を刻んだ。1回を無失点で終え、シーズン投球回数が03年のドミンゴを抜いて22年ぶりに球団外国人投手歴代1位を更新。続く2回は先頭から3者連続四球を与え、ヤクルト古賀の三ゴロで味方のエラーの際に失点したが、自責点はつかず。2死二、三塁から並木を三振に仕留めて、23年バウアーに並ぶシーズン130奪三振を決めた。

2回を終えてこれまでの球団歴代1位だった60年の秋山登の防御率1・75を上回って球団歴代1位を更新した。この回までで降板し、シーズン10勝には届かなかったがさまざまな球団記録を樹立。「投球内容はあまり良くなかったが、何とか粘りの投球をすることができました。球団の長い歴史の中で自身が記録を作れたことは非常に光栄でうれしいです。チームメートやファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜んだ。

すでに2位確定を決めており、記録だけでなく若手や控え選手の実戦経験を積み上げる機会にもなった。高卒ルーキーの田内真翔内野手(18)はプロ初昇格し、2回に代打で登場。初球を初スイングする積極性を見せた。遊直に倒れて初打席初安打はならずも、三浦監督が試合前に「野球に対する姿勢など、全て勉強になると思うので、見て吸収してほしい」と願ったとおり、ベンチの最前線で声を張った。【小早川宗一郎】

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