巨人ドラフト4位の中大・皆川岳飛(がくと)外野手(4年=前橋育英)が史上22人目となるリーグ通算100安打を達成した。

「1番右翼」でスタメン出場し、初回、中越え二塁打を放ち99本目とし、第3打席目の5回2死から投手強襲の内野安打を放ち、一塁ベース上でガッツポーズ。ベンチ、スタンドの選手たちから、大きな拍手がおくられた。

皆川の目にはうっすら涙が浮かんでいた。「1勝1敗で。ドラフトが明けて最後の試合。勝って終わりたいと思って試合に入りました。その中で、100安打達成は、今後の野球人生につながる第1歩だと感じます」。悔しさと喜びが入り交じる。複雑な表情を浮かべた。

中大の大先輩に続いた。これまで記録を達成した22人のうち、中大からは7人目の選手となる。清水達也監督(61)は「亀井(現巨人コーチ)も(大学時代)最終戦で100本を達成した。皆川も同じ外野。そして巨人に指名された。何となく思い出しながら、打って欲しいな、と思って見ていました」と、大先輩と姿を重ね合わせた。優勝こそ達成できなかったが、存在感は示した。清水監督は「宮井さん(元監督)の時から“打の中央”だった。そういう先輩たちに並んで名前を残せたのは自信にしていいのではないかと思います」と、これからプロに巣立つ皆川にエールをおくった。

大きな記録達成を引っ提げて、プロの道へ進む。「巨人さんに指名していただいた。これがゴールじゃなく、スタート。しっかりと1から鍛え直していきたいと思います」。バットマンとして、プロの世界での活躍を誓った。

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