日本ハムから阪神に島本浩也投手(32)とのトレードで移籍した伏見寅威捕手(35)が28日、正式契約を結び、兵庫・西宮市の球団事務所で入団会見に臨んだ。1年契約で年俸は現状維持の1億円。オリックス時代の宮城、日本ハム時代の達に代表されるように高卒の若手を一線級に導いてきた。球団が獲得した狙いも同じだ。高校の後輩の門別啓人(21)や今朝丸裕喜(19)ら有望株がひしめく若虎投手陣。「ブレーク請負人」の重要ミッションが始まる。

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◆阪神の捕手事情 伏見が9人目(うち育成1人)。昨年までは梅野と坂本の併用だったが今年は坂本が117試合と大きく試合数を伸ばした。藤川監督は今季、捕手3人制を通した。基本的にベンチで控える「第3捕手」には27歳の栄枝がほぼ固定された。実力が確かな長坂も信頼感がある。若手では6年目の藤田が順調に成長。昨年のドラフト4位、町田は身長186センチの大型捕手。1年目は故障もあってデビューできなかったが、将来性は高い。育成ルーキーの嶋村は攻守に藤川監督の高評価を受け、支配下昇格が現実味を帯びている。4年目の中川は強打を買われ、今季から外野に本格挑戦。4月に1軍デビューを果たすと地元愛知のバンテリンドームで2本塁打放つなど左翼で出場を重ねた。来季も同様の起用法になる可能性が高い。

◆伏見寅威(ふしみ・とらい)1990年(平2)5月12日生まれ、北海道千歳市出身。東海大四(現東海大札幌)では甲子園出場なし。東海大から12年ドラフト3位でオリックス入団。21年は91試合に出場、リーグ2位の盗塁阻止率4割2分5厘で優勝に貢献。22年も主力捕手として連覇。同年オフに日本ハムにFA移籍。通算633試合出場、21本塁打、142打点、打率2割3分3厘。182センチ、89キロ。右投げ右打ち。

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