阪神は21日、石井大智投手(28)が大阪府内の病院で左アキレス腱(けん)の腱断裂縫合術を受け、20日に退院したことを発表した。

当初は「左アキレス腱(けん)損傷」と診断されていたが、けがの程度は「断裂」だった。今季中の戦列復帰は厳しい見通し。今後は傾向を見ながらファーム施設のSGLでリハビリにあたる。

石井は球団を通じて「侍ジャパンに選出してくださった井端監督をはじめ、関係者の皆様とファンの皆様の期待に応えられなかったこと、また追加招集となった選手に難しい調整で負担をかけてしまったこと、そしてタイガースの2026年シーズンを開幕から戦えなくなってしまったこと、申し訳ない気持ちです。侍ジャパンのWBC連覇、阪神タイガースのリーグ優勝、そして皆様の健康を心から願っています。自分としても、これから長いリハビリになりますが、最善を尽くし、また満員の甲子園球場で良いパフォーマンスを出せるように努力していきますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントした。

石井は今月11日、沖縄・宜野座キャンプで行われた紅白戦に登板した際、本塁後方のベースカバーに走ったときに左足にいわかんを訴え、担架に乗せられて降板。翌12日に帰阪して大阪府内の病院を受診し、「左アキレス腱(けん)損傷」と診断された。それに伴い、代表で選出されていたWBCへの出場を辞退した。

◆アキレス腱(けん)断裂 アキレス腱が何らかの原因で断裂すること。手術療法では手術後1~2週間は装具で足を固定し安静を保つ。その後、歩行やランニングを再開するためのリハビリを開始する。スポーツ外傷のなかでは最も重症度が高く、競技復帰には約半年から1年を要す。