阪神高橋遥人投手(30)が21年以来5年ぶり、3度目の完封勝利を収めた。初のセ・リーグ連覇を目指す王者阪神に今季初白星をもたらした。
5回1死までパーフェクト。その後も最速150キロの速球と変化球を制球よく決めて巨人打線を封じた。2-0の9回2死二、三塁で岸田をツーシームで空振り三振に打ち取ると両手を握っておたけびを挙げた。
「アドレナリンが出ていたのでめっちゃ叫んじゃいました。最終回が一番いいボールを投げられたので。すごい自信になりました。力を入れて腕を振り切れたなって。岸田選手でしたし、声援もあって、本当に気持ちが入りました。今はほっとした感じです」
8回1死では中山の打球が左ひざを直撃。一度ベンチに下がったが続投した。最後まで全力で腕を振り、112球を投げ抜いた。9年目で初の開幕ローテーション入り。21年から左肘、左肘、左前腕、左肩、左前腕と手術を繰り返した。年間通して働けず、悔しい思いをしてきた。「普通は野球選手は最初からいるものなので。8年間(開幕に)いなかったのが、そもそもよくないこと。1年間、どんな形でも投げきって頑張ります」。本領発揮を期したシーズンで、これ以上ない開幕となった。



