前日ノーヒットノーランを許したロッテは雪辱を果たす勝利で1勝1敗に持ち込んだ。頼れるキャプテンソトが先制の1発を放った。西川史礁外野手(23)が4回1死走者なしから中前打をマーク。3月29日西武戦以来、13イニングぶりにHランプがともった。さらに、2死一、二塁とチャンスを広げ、ネフタリ・ソト内野手(37)がフルカウントから直球を捉えた打球は打った瞬間確信の左翼席への3ランとなった。2試合連続で完封負けを喫していたため、3月28日西武戦6回以来24イニングぶりの得点となった。
◇ ◇ ◇
良いことも、悪いことも、過去は引きずらないのがソトの性格だ。サブロー監督(49)は「彼自身も主砲として活躍しないといけないと思う。昨年からよく観察はしていて、中堅選手、若い選手を食事に連れて行ったり、バッティングを教えたり、いろいろ見ていて『キャプテンやな』と思った」と主将に指名した理由を明かした。
前日、チームは開幕4試合目で屈辱のノーヒットノーランを喫した。開幕カードを勝ち越して乗り込んだ北海道で出ばなをくじかれた。それでもソトは「それは試合の一部なので。いいときもあれば、悪いときもあるので。打てないときもあるし、打てるときもある」と試合後には、すでに次の一戦へ切り替えていた。
開幕戦を勝利した翌日の円陣でも「昨日はナイスゲームでした。でも、過去のことは過去です。今日集中してやっていきましょう」。そう呼びかけていた。「数字のことについては、あまり話すのは好きではないので、そこは考えもしません。自分は全力を出して、チームに貢献します」。新たなチームのキャプテンは目の前の1試合、目の前の1打席に、全力で臨んでいる。【星夏穂】



