日本ハムが3カード連続の勝ち越しで、首位ソフトバンクとのゲーム差1をキープした。
新庄剛志監督(54)は「今日はピッチャーです。玉井君。助かりましたよ」。勝ち越した直後の6回無死満塁のピンチで登板した玉井が、伊藤裕を三ゴロ、ボイトを遊撃併殺に打ち取り無失点。3番手古林睿煬、4番手田中も完璧な投球でつなぎ、指揮官は「古林も(田中)正義君も良かった」と喜んだ。
決勝打の清宮幸につないだ脇役にも感謝した。「奈良間君、水野君、矢沢君。うれしかったね~」。1点を追う6回先頭で8番矢沢が右翼への二塁打で出塁すると、9番水野の中前打で無死一、三塁とチャンスを広げ、今季初1番の奈良間の中前適時打と、奇策での新庄マジックを封印して同点。「必死なんだ今、彼たちは。打たせてあげたいという気持ちで何もサイン出さず。やってくれると信じて。ほんまにやりやがった。びっくり」と最敬礼だ。
11日からは首位ソフトバンクとの直接対決。開幕前は「打倒小久保裕紀」を掲げていた指揮官だが、4カードを終え「全チーム強い、今。昨日もソフトバンクさんに西武さんが勝って、どこもいい戦いをしてるから、一緒の戦いをしていきます」。相手を意識せずベスト采配を続け、首位の座をうかがう。【永野高輔】



