ヤクルトが今季4カード目で初めて負け越した。昨季リーグ王者阪神相手に1勝1敗で迎えた一戦も、7回まで打線がつながらず雨天コールドで敗北し開幕後8勝3敗。池山隆寛監督(60)は「勝ち越しを目指してきたけど相手がいること。試合が続くのでもう明日切り替えて、場所も相手も変わるし、しっかりまた準備したい」と力を込めた。
両チーム無得点で迎えた4回。表の攻撃で1死一塁から岩田幸宏外野手(28)が二盗、左飛でタッチアップし三塁進塁と足で魅せた。2死三塁から伊藤琉偉内野手(23)が申告敬遠で一、三塁。「8番投手」の先発奥川恭伸投手(24)が二ゴロで先制できなかった。 裏に3回まで1安打無失点の奥川が虎のクリーンアップにつかまった。先頭の阪神森下に左越えの先制ソロを浴びると、佐藤の左翼線二塁打、大山の左前適時打で追加点を献上。指揮官は「改めてやはり強力なクリーンアップやなと。失投というか狙い球がきたら1発でしとめるのはさすが。動揺して4番、5番迎えて点が入った」と振り返り、「今日を生かして、次また必ず対戦あるんで今日を生かして、そこをしっかり抑えきれるような投球をしてほしい」と願った。
その後は抑え、5回2死満塁で代打が送られ降板した。5回2失点で、甲子園では21年9月7日以来5年ぶりで今季初の勝利投手とはならず。奥川は「(森下に)もったいない1球でした。4回が悔しい。しっかりいろいろ考えて次に向けて頑張りたい」と話した。
打線はプロ初先発茨木の前に6回5安打3四球も無得点。7回も点を入れられずに試合が終わり、池山監督は「(雨天コールドを)予測していたので早めの援護をと言っていたが、うまく茨木投手に。少し強引さが目立ったのかな」と分析した。今季2度目の完封負けとなった。



