阪神は猛追及ばず今季2度目の2連敗を喫し、2カードぶりの負け越しが決まった。藤川球児監督(45)の通算100勝目はまたもお預け。両軍合わせて計25得点だった前日21日に続き、この日も計13得点の乱打戦に敗れた。

初回に先発の茨木秀俊投手(21)が4失点。大きく後手に回ったが、接戦を演出したのは大山悠輔内野手(31)のバットだった。まずは2回1死で左翼に2号ソロ。1-4の3回2死満塁では2打席連発で一時勝ち越しとなる3号満塁本塁打を右翼席に運んだ。22年6月17日DeNA戦(甲子園)以来、4年ぶりの2打席連発も「結局は勝たないことには。そこはもっと何かできたんじゃないかなという反省はあります」。2四球と相手失策で生まれた無死満塁の絶好機で森下、佐藤の3、4番が凡退。大山は試合に敗れて謙虚に語ったが、不穏なムードを一掃したのが強力クリーンアップの最後のとりでだった。

ひとり5打点の活躍で虎打線はリーグ最速100得点に到達。さらに大山は2四球も加えて出塁率4割4分6厘となりリーグトップに浮上した。勝利した首位ヤクルトとは1・5ゲーム差に開いたが、7試合連続安打の大山は明らかに上昇ムードだ。【只松憲】

◆大山と横浜スタジアム 通算94試合に出場し、328打数100安打、21本塁打、71打点、打率3割5厘で、セ・リーグの本拠地では最も高打率。昨季も11試合で打率3割6分8厘と、最も打った球場だった。本塁打も甲子園以外では唯一20本を超えている。18年9月16日には3本塁打を含むリーグタイ記録の1試合6安打。自身初となる満塁弾も20年9月8日の同球場だった。

【スコア速報】はこちら>>