ロッテ八木彬投手(29)がまた勝利を引き寄せた。7回に登板すると、3者凡退。その直後、打線が逆転に成功し、流れを大きく呼び込んだ。チームトップの5勝目、自身の29歳バースデー勝利となった。

今季は登板するたびに白星につながる場面が続く。その理由は自然体にあるのかもしれない。試合前、29歳の誕生日を迎えた心境を問われても、「あんまり意識ないですね。まあ、普通にやります」と淡々。「来年30代になれば変わるのかもしれないですけど、今は特に。20代最後を楽しもうかなって感じです」と、飾らずに笑った。

試合後も、勝利を呼び込む活躍について「ほんま奇跡です。偶然重なってるだけです」と振り返った。「ツーシームだけじゃなくて、スライダーでもカウントが取れるようになってきた。変化球でしっかり勝負できるので、投球の幅は広がってると思います」と分析した。

結果を意識しすぎず、目の前の打者に集中する。「勝ち運はコントロールできるものじゃないので。とにかく腕を振って、チームのために投げるだけ。そうしたら、何か良いことあるかなって感じです」と語った。勝ち運を引き寄せるために意識していることはあるのか-。「えー…何ですかね。あいさつをちゃんとしてることとか」と笑った。自然体で気負わないスタイルが勝利を呼び込む秘訣(ひけつ)なのかも知れない。【星夏穂】

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