中日は楽天に逆転勝ちで交流戦2連勝。5カードぶりの勝ち越しを決め、借金を13に減らした。
先発したドラフト2位ルーキーの桜井頼之介投手(22)は、6回2失点で7試合目で待望のプロ初勝利。お立ち台では「ここまでなかなか勝てずにいたので。やっぱり勝つことってすごくうれしい」と笑顔を見せた。
桜井は初回、辰己に先制2ランを浴びた。それでも2回以降は最速152キロ直球にカットボール、フォークを織り交ぜ、毎回走者を背負いながらも粘りの投球。8三振を奪い、2回以降は無失点で試合を作った。これまでの登板では、味方の援護直後に失点する課題もあったが、この日は違った。「ど真ん中にストレートを投げ込もう」と強気に攻め、直球の勢いに加え、フォークでも空振りを量産した。
打線もすぐに援護した。初回に1点を返すと、鵜飼、石川昂のソロ本塁打などで5回までに7得点。ルーキー右腕を強力に後押しした。この日は桜井の母麻衣子さんも兵庫から観戦に訪れ、スタンドで初勝利を見届けた。「一番応援してくれている母親にプレゼントしたい」とお立ち台で語った息子を涙ながらに見守った。井上監督も「交流戦に入ってしまいましたけど、僕もホッとしています」と初勝利を喜び、「これからもっと落ち着いた桜井頼之介が見られると思う」とさらなる期待を寄せた。
中日桜井の母麻衣子さん(息子のプロ初勝利を見届け)「長かったねっていうのと、おめでとうって。もう抱きつきたいぐらいの気持ちです。(初回先制2ランに)これで(失点は)終わって~! と思いながら見ていました」



