ソフトバンクのドラフト5位高橋隆慶内野手(24)がDeNA戦の9回にプロ初安打初本塁打を放った。6点ビハインドの9回2死で打席に入ると、DeNA宮城の4球目スライダーを左中間スタンドへ。「負けていたのもあって気負わずに打席に入れました。芯には当たっていたんですけど、どうかなと思いながら走っていました」。本塁打と分かると「もうフワフワしながら回っていました」と初々しい1面を見せた。
中大からJR東日本へ進み、社会人NO・1スラッガーと評価は高い。プロ初出場の5月31日広島戦はスタメン起用も3打席すべて空振り三振だった。「デビュー戦は緊張して思うようなスイングができなかった。今日は自分のスイングをするということだけを心がけました」。2度目のチャンスを逃さなかった。
ホームランボールは両親に渡す。この日は目の前で中大の先輩牧が3回に豪快な3ラン。「牧さんがすごい打者なのは大学の時から見ているんで、同じ土俵にいるとも思っていない」と、まだまだ差があることは実感している。
小久保監督からは「2軍で無双しろ」と指令を受け打席を重ねてきた。山本恵の脳しんとう代替選手で1軍のチャンスが巡ってきた。プロでも豪快な打撃をこれからどんどん披露していく。【石橋隆雄】



