勝てば2位浮上という勝負どころで、打っても投げても守っても、完敗だった。日本ハム新庄剛志監督(54)は「隅田君相手に初回3点、5回までに6点。無理っす。はい、無理っす」と、潔かった。

打線はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した西武の好左腕、隅田の前に、5回まで内野安打1本に抑えられて反撃の糸口をつかめず。「KGN(清宮幸、郡司、野村)が隅田君に対して(打率)1割なんで(笑い)。これも無理っす」。3人をスタメンから外し、相性を考えて打線を組んだが、相手の投球が上回った。

投げては、7試合連続で負けがなかった先発福島が、5回途中でノックアウト。1回、西武林安可の2ランなどで3点を先行されると、4回に再び林安可に1発を許すなどして、今季自己ワースト6失点。味方の大量得点が望めない状況で、ほぼ試合は決まってしまった。

「ちょっと1回走り込みを。もう1回鍛え直して欲しい」と指揮官。3番手で登板し、満塁本塁打を含む5長短打で6失点と大炎上した斎藤と一緒に、2軍降格が決まった。

3カードぶりの勝ち越しを逃し、14日からは1勝10敗と大きく負け越している首位ソフトバンクとの3連戦に挑む。新庄監督は「毎日、切り替えですよ。勝っても負けても」と、顔を上げた。【中島宙恵】

日本ハム福島(今季自己ワースト6失点で3敗目)「実力不足ですね。気持ち悪い感じはあったけど修正しきれなかった。シンプルに打たれているので原因を探していきたい」

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