次期エース候補で、逆転Vへ加速する。日本ハム新庄剛志監督(54)が、後半戦の“開幕投手”に若手成長株のイケメン右腕、達孝太投手(22)を指名した。「オールスター明けの1発目で考えています」と明言。「1発目で勝ってほしい。それで、チームも乗ってくるだろうし」と“アクセル役”を託した。

今季は開幕2戦目のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で先発を任されるなど、近未来のエース候補として先発ローテーション定着へ大きな期待を寄せられていた達だったが、2勝6敗と苦戦。5連敗となった5月29日巨人戦(エスコンフィールド)終了後に、新庄監督は中継ぎへの配置転換を決断した。

中継ぎ転向後は10試合に登板し、失点は1点。2セーブ5ホールド、防御率0・75と、指揮官のもくろみ通り思い切りのいい投球で150キロ台を連発し、打者を圧倒した。「やっぱり腕の振りが全然、違いました。先発に回って、力配分をしながら、ギアを上げるところでは中継ぎの気持ちを思いだしてもらってね」と新庄監督。球宴明けの31日ロッテ戦(エスコンフィールド)を、達の先発復帰登板と「ずっと前から決めていた」という。

達は17日に出場選手登録を外れ、2軍での調整登板を経て本番に臨む予定。新庄監督は「彼ならできるでしょう。こればっかしは、やってみないと分からないんですけど」。スター性あふれる背番号16の爆発力に期待した。【中島宙恵】