阪神才木浩人投手(27)が笑顔なき7勝目を手にした。0行進を続けたが、4-0の8回2死一塁で広島菊池に左翼への2ランを献上。この日の126球目ストレートを痛打され「いやーもう、最後のあのホームランですよね」と反省しきり。結果的に8回4安打2失点だったが「ナイスピッチングに見えるかもしれないですけど、個人的には全然ナイスじゃない」と顔をしかめた。
過酷な9連戦の4戦目。さらにチームは名古屋から広島への移動ゲームだった。4年ぶりに金曜日登板だった才木が8回まで投げ切ったのはブルペン陣にとっても救い。藤川球児監督(45)も「チームの大黒柱」と信頼を寄せ「移動ゲームのなか、8回までよくいってくれたと思います」と目を細めた。それでも才木は自分に厳しかった。
何より自慢のストレートを運ばれたことが悔しい。「球数いっても真っすぐで抑えないとだめだと思う。そういう真っすぐを投げられていない。しょうがないで済ますのは絶対に違うと思う」。ハイクオリティースタート(HQS=7回以上、自責点2以下)で勝ち投手になりながら白い歯をみせなかった才木。次は納得のいく8勝目をつかみにいく。【只松憲】



