ロッテが9試合目にして京セラドーム大阪で今季初勝利を挙げた。1回1死、山口航輝外野手(25)の豪快な先制ソロが嫌な流れを吹き飛ばした。家族も駆けつけた地元・大阪でキャリアハイとなる17号を放ち「いろんな人がいつも応援に来てくれて、大阪に帰ってくるのを楽しみにしてくれている。試合に出られて、その中で結果を出せて良かったです」と喜んだ。

日々の積み重ねが好調を支えている。今カード初戦の24日の試合前。「広いほうがいいので」とグラウンドに1人出てきて約20分間、黙々とストレッチを続けた。今季は試合前のポール間走も積極的に実施。自宅でも家事を率先して行っており「(試合前の)準備もちゃんとできていると思うし、メンタル的な部分も整えていけているのかな」とうなずいた。

チームは連敗を3で止め、前半戦最終戦を白星で飾った。だが、サブロー監督からは「その(本塁打の)後ですね。山口は病気にかかったような感じのスイングになっていたので、しっかり修正してもらいたい」と注文を付けられた。山口も「チャンスを潰している方がメンタルに来る」。本塁打の後の凡退は伸びしろの証し。山口の描く放物線にはロマンがつまっている。【水谷京裕】

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