オリックスの2次キャンプ地の高知市東部野球場で25日正午ごろ、売店のカレーライスが完売した。この日は朴賛浩投手(37=パイレーツ)と木佐貫洋投手(30)の開幕投手候補2人が紅白戦で先発とあって、早朝から地元のファンが集結。長蛇の列ができた売店のおばちゃんは「ああ忙しい」と大粒の汗を流し、「もうカレーないよ~」と叫んでいた。注文はその後、うどんに殺到し、「追加の分を取りに行く時間がないわ」と、厨房(ちゅうぼう)は試合に負けない緊張感にあふれていた。

 [2011年2月25日13時3分]ソーシャルブックマーク