DeNAのラミレスのおいっ子、ヨンデル・ラミレスが10日、東京都内で行われた日体荏原高(東京)の入学式に参加した。ベネズエラとの国際交流の一環で留学生として迎えられ、野球部の一員となって甲子園出場を目指す。

 9歳から野球を始めたヨンデルは身長189センチの投手で、6人部屋で寮生活を始めたばかり。先輩から日本語を学ぶ日々だが、将来の夢は米大リーグでプレーすること。15歳の右腕は活躍を続ける叔父について「練習と努力のたまもの。見習いたい」と敬意を表し、式典であいさつしたラミレスは「文化を学ぶことが野球の成功につながることを教えてあげたい」とエールを送った。