2軍調整中だった巨人越智大祐投手(28)が、難病の「黄色靱帯(じんたい)骨化症」にかかったことを告白し、手術することを発表した。30日、川崎市内のジャイアンツ球場で明かした。早ければ来月中旬にも手術する見通しで、今季の復帰は絶望となった。

 この病気は原因不明の難病で、背骨に沿った靱帯(じんたい)が骨化し、脊髄(せきずい)を圧迫する難病。越智は「なんとかこのまま頑張ろうと思っていたけど、手術をすることを決めました。しっかり手術してリハビリを頑張って1軍に戻れるように、これから頑張ります」と気丈に話した。原沢代表は「少なくとも今季もう1度マウンドに立つことはないと僕は考えています。1日でも早く立てるように支援していきたいし、そういう日が1日でも早く来てくれることを僕たちも願っています」と語った。