日本人捕手として初めて米大リーグでプレーした阪神城島健司捕手(36)が28日、兵庫県西宮市のホテルで記者会見し、プロ18年目の今季限りでの現役引退を表明した。

 城島捕手は大分・別府大付高(現明豊高)から1995年にドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、強肩強打で2度の日本一に貢献した。2006年から4年間在籍したマリナーズでも正捕手となり、10年に阪神入り。今季は左膝痛などの影響で捕手ではプレーできず、けがに苦しんで24試合の出場にとどまっていた。