オリックス松葉貴大投手(23)が6日、高知県宿毛市内で自動車事故に遭い、左手首を負傷した。宿毛署などによると、午前11時35分ごろ、宿毛市和田の国道56号線を走行中のジャンボタクシーが、交差点近くの縁石に乗り上げるなどして、道路脇にある空き地のガードレールにぶつかった。

 この事故で、同タクシーの運転手のほか、松葉や西武林崎遼内野手(25)、駒月仁人外野手(20)、日本ハム大野奨太捕手(26)、乾真大投手(25)、ロッテ鈴木大地内野手(24)が同市内の病院に緊急搬送された。松葉は診察の結果「左手首打撲」と診断された。運転手や他の選手は無傷、あるいは軽傷だった。

 6選手は1月半ばまで合同自主トレを行う予定で、この日高知入り。高知龍馬空港から宿毛市内の球場に向かっていた。松葉は患部に腫れがあり、7日以降の様子をみて自主トレを続けるかどうか決める。事故原因は調査中。現場は宿毛市の中心地に近いバイパス道路で、同署によると、交通量は比較的多いという。