<日本ハム5-1ソフトバンク>◇13日◇札幌ドーム

 ソフトバンク大隣憲司投手(29)が難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症から復帰登板を果たした。

 1-5の8回に登板し、陽岱鋼、西川、村田をすべて内野ゴロ。滑らかなフォームから全7球を投じた。昨年5月31日以来408日ぶりの1軍マウンドで、大隣は「大勢の野球ファンの前でマウンドに立ててうれしかった」と喜びをかみしめた。「手応えは良かったし、打者としっかり勝負できました」と振り返り、「今日は復帰であって復活ではない。最終的にローテに入って結果を出すのがゴール」と先発での完全復活へ思いを新たにした。