中日大島洋平外野手(29)が保留者第1号となった。

 22日、ナゴヤ球場に隣接する球団施設で契約更改交渉に臨み、1775万円アップの7400万円の提示を保留した。今季は141試合に出場し、打率3割1分8厘。チームトップの28盗塁をマーク、球団タイ記録となる186安打を放った。

 30分間の交渉を終えた大島は「希望額には、いってないので、ちょっと考えさせてくださいと。僕自身も1年間やって納得できない数字だったので」と説明。「(参稼報酬)調停でもいく覚悟はある」と話した。落合博満GM(60)が就任してからの2年間で初の保留者となった。