<ロッテ12-7オリックス>◇17日◇千葉マリン

 オリックスは大逆転負けに退場記録更新のおまけがついた。9回、ローズが空振り三振すると、3秒もしないうちに秋村球審が退場を宣告した。理由は「侮辱行為」。納得いかないローズは三塁側ベンチでグラウンド内にボールケースを投げ入れるなど大荒れ。コリンズ監督はベンチを飛び出し激しく抗議した。

 秋村球審は「三振した後にうしろを向いて寄ってきた。英語で何を言ったかは分からないが、ただ振り向いただけでは退場にはしない。あの時の顔が侮辱行為と感じた」と説明した。その判断に、コリンズ監督は「侮辱する言葉を言ったのなら、その言葉を言ってくださいと。感覚だけで退場にできるのか。何が暴言なのか」と不信感をあらわにした。

 いら立つ試合展開が導火線だったのか。ローズが初回に先制打を放ち、2回には11号2ランなどで6点の大量リード。だが先発オルティズがその直後に7点を失う大乱調。さらに5点を追う9回に、ローズが自身のプロ野球記録を更新する13度目の退場。勝てば最下位を脱出できていた試合は何とも後味の悪い敗戦となった。【今井貴久】