ノリが楽天1号!

 楽天の沖縄・久米島キャンプが1日、スタートした。FAで新加入した中村紀洋内野手(35)は、2軍の仲里球場でキャンプイン。初日からフリー打撃を志願し、右方向に3連発のアーチをかけるなど、52スイングで6本の柵越えを放った。山崎武司内野手(40)もフリー打撃で1本塁打をマークし、いきなり「TN」そろい踏み。悲願のAクラス入りへ、幸先のいいスタートとなった。

 これぞノリアーチだ。両翼100メートルの仲里球場の右中間へ、高い放物線が描かれた。中村紀が、初日からフリー打撃を行い、6本のアーチをかけた。途中から右方向への打球を意識。48スイング目から3連続で、打球は右翼のフェンスを越えていった。中村紀独特の柔らかく、強いリストのたまものだった。

 楽天のナインと練習するのは、この日が初めて。練習後は「いろんな緊張感の中で、バテました」と報道陣を笑わせた。それでも「若い選手に負けていられない。初日にしては上出来」と、手応え十分といった様子。右方向へのアーチについては「狙い通り。右に打つことで、チームに貢献できますから」と口調を強めた。

 志願のフリー打撃だった。前日につくる練習メニューでは、初日とあってフリー打撃への参加は免除されていた。松井2軍監督は「自分で打つと言ってきたんだ。明日は早出特守をやると、言ってきたよ」と、積極性を喜んだ。フルメニューをこなした中村紀は「けがをしないで元気な姿で開幕に入りたい。野村監督ラストイヤーと言われているから、何とか優勝して、1年でも長くユニホームを着てもらわないと」と、優勝までまい進する意気込みを示した。【金子航】

 [2009年2月2日11時28分

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