プロ野球選手会会長の立場で阪神の新井貴浩内野手(32)が16日、「15秒ルール」に疑問を投げかけた。「ルールを決めた側と話し合う必要がある」と、同問題に対して選手会として動くことを示唆した。投手が球を捕ってから投球動作に入るまで15秒以内という15秒ルールは、日本ハムダルビッシュが8日のシート打撃登板時に適用されて表面化した。ダルビッシュを始め、多くの現役選手から不満や疑問視する声が挙がっている。新井会長は「開幕までに解決するように務めたい。スピードアップは必要ですが、みんなが戸惑ったままならスピードアップにつながらない」と話した。

 [2009年2月17日8時26分

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