楽天キャンプ第1クール最終日の3日、1着賞金12万2000円をかけたグラウンド9周半の3200メートル走が行われた。ブラウン監督が「誰が勝つのか考えるのが楽しい」と発案。1、2軍選手がフルゲートインした。いきなりのニンジン作戦で、いやおうなしに出た一体感。新生楽天が好ムードで滑り出した。

 監督が小さなザルを持ち出しお札を入れた。首脳陣が次々続き10万円を悠々突破。アップ中の選手から、「うぉおお」と人間の本能に基づく叫びが沸いた。3周目向正面でトップに立ったドラフト4位高堀和也投手(22=三菱自動車岡崎)が、そのまま鋭伸。12分ジャストで賞金をゲットした。最下位は41歳の山崎。「時間はもういい」と計測を拒否し、水たまりにスライディングを決めタイム不明で無事完走した。山崎は「つらい練習も一丸でやれば楽しい」。期間中、短距離王を巡り再レースが行われる。【宮下敬至】

 [2010年2月4日7時49分

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