<オリックス3-5ロッテ>◇2日◇京セラドーム
オリックスT岡田外野手(22)が自身初の3戦連発となる2ランでロッテ成瀬攻略の布石を打った。9回2死一塁。真ん中低めの直球をとらえ、滞空時間の長い放物線で右中間スタンドへ放り込んだ。「7、8、9回と球威が落ちてたのが目に見えていた。しっかり、真っすぐタイミングで狙いました。4タコ(4打数無安打)で終わるんと4の1で終わるのは違いますから」。1失点完投寸前で、相手エースを引きずり降ろした。試合には敗れたものの、本人にもチームにも大きな1発だった。
昨年成瀬はオリックス戦3試合で2勝0敗、防御率0・75。チームは対戦打率1割9分5厘に抑えられた。それだけに岡田監督も意味ある黒星と力説した。「成瀬は今日だけやないしな。T?
ものすごく大きいよ。14日後も千葉でまた同じメンバーであたるんやしな」。16日ロッテ戦で再戦が予想される相手左腕の脳裏に残像を刻めたことが大きかった。さらに「次に右打者、誰が当たってもいいように田口とか塩崎とかな」と、ベテランの代打2人を出した点も強調した。
今季初めてカード初戦を落とし、本拠地初黒星。ロッテに同率首位に並ばれはした。「ミーティング?
やるかいな、一つ負けたくらいで」。冷静すぎる指揮官の存在が、じわじわと相手を追い込む。【押谷謙爾】
[2010年4月3日12時11分
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