<ヤクルト7-1広島>◇7日◇神宮

 小雨がパラつき、肌寒い天気となったが、ヤクルト4番ジェイミー・デントナ内野手(27)のバットは湿る気配はなかった。1回に中前先制適時打を放つと、6回にはダメ押しの5号の満塁弾。4打数4安打6打点の大活躍に「今日は外角の攻めが多いと思って、逆らわずに打ったのがよかった」と満足そう。お立ち台では、巨人木村拓也コーチについて「外野も内野も守れるし、ぼくらとの試合ではキャッチャーまでやった。尊敬していたし、残念だ」と哀悼の意をささげた。捕手としてプロ入りした経緯も同じだっただけに、黙ってはいられなかったようだ。

 [2010年4月8日8時18分

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