<オリックス3-3日本ハム>◇27日◇京セラドーム大阪

 熱は下がっていても、頭から湯気が出ていた。オリックス岡田彰布監督(52)は口を結んだまま愛車のアクセルを踏んだ。5度目の会見拒否。4時間45分の試合を終え、わずか7分で球場を立ち去った。

 今季初の2試合連続延長戦。4時間41分を戦った前日のソフトバンク戦に続いて結果は引き分けだ。25日の試合前に39度超の発熱。2日連続で点滴を打って試合に臨み、回復したこの日はせっかく点滴も不要になったのに、博多から当日移動の上にカッカ、カッカと怒りが収まらない超ロングゲームになった。

 中盤まで、3度も同点に追いつく粘りは見せた。それでも終盤の戦い方が気にくわない。延長11回、2死満塁で坂口が遊ゴロに倒れた。3四球と制球に苦しんでいた武田久に対し、坂口は0-1からボール球を2つ振りにいった。

 6回以降0点でつないだ救援陣だが、指揮官は配球にも強い不満を示した。小林チーフコーチは「投手のことも言っていたし、ボール球を振ったのも多かった」と代弁した。8月は、エース金子千の試合以外では1試合の登板投手が平均5人超。総動員で勝ちにいっても拾えない。体調が万全でない将にはこたえる日々が続いている。

 [2010年8月28日10時58分

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