<ウエスタン・リーグ:中日5-9オリックス>◇27日◇ナゴヤ

 右肘手術から再起を期す中日吉見一起投手(29)が、ウエスタン・リーグのオリックス戦で先発し、今季最長の6イニングを投げた。7安打4失点でまだ本調子とは言えないが、最速146キロの直球を軸に9奪三振。「3桁いけて良かった」と103球を投げたことを収穫に挙げた。

 18日ソフトバンク戦で右太ももがつり、予定していた5回を投げずに3回で降板した。この日の降板後は「今のところ大丈夫です」と話した。佐藤投手コーチは今後について「変な反動みたいなものが出なければ次に進みたい」と説明した。次回登板が1軍昇格の最終テストになる可能性もある。