「日本ハム・大谷」が誕生した。ドラフト1位で指名された花巻東・大谷翔平投手(18)が25日、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(推定)で正式契約を交わし、札幌市内のホテルで入団会見を行った。<ハム大谷入団までの経緯>

 ▼10月21日

 大谷が花巻東高で会見し、メジャー挑戦を正式表明

 ▼23日

 日本ハムがドラフトで大谷の1位強行指名を決めて公表

 ▼25日

 ドラフトで日本ハムが単独1位指名。大谷は入団の可能性について「ゼロ」と発言

 ▼26日

 山田GMらが花巻東高を訪問して指名あいさつも、大谷は同席せず

 ▼11月2日

 同GMらが2度目のあいさつで自宅を訪問。初めて本人と面会し、栗山監督のメッセージ入りサインボールを手渡す

 ▼10日

 花巻市内のホテルで入団交渉。本人は同席せず、同GMらが両親にメジャー挑戦のリスクを説明

 ▼17日

 奥州市内のホテルで本人、両親と交渉。「エース兼4番」の二刀流プランに父徹さんは「全くNOという感じでもない」

 ▼26日

 奥州市内のホテルで栗山監督が直接交渉。将来的に米球界で成功するためのプランを提示し、日本ハム入団が決定的に

 ▼12月3日

 奥州市内のホテルで栗山監督が2度目の直接交渉。背番号11、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の提示も受け、大谷は「今週中には球団に伝えたいと思います」

 ▼9日

 大谷が奥州市内のホテルで栗山監督ら球団に入団することを正式表明。「たくさんの方々にご迷惑をお掛けして、本当に申し訳なかったと思います」と謝罪し、最終的にはメジャー挑戦の意欲も示した

 ▼25日

 札幌で入団会見