侍ジャパンの世界一奪還ローテが固まった。
阪神との強化試合(京セラドーム大阪)に先発した山本由伸投手(24)が3回4安打1失点、4奪三振。最後は3回2死一、二塁で阪神の4番大山から156キロ直球で空振り三振を奪って調整を締めくくった。直前で自己最速タイの159キロ直球を近本に捉えられ、本塁打を許したが、崩れはしなかった。「失点はしたけど感覚よく、来週につながる登板でした」。これで4人の先発陣が全員、本番へ向けた準備を整えた。
盤石の先発ローテが組まれる。日本時間1日に米アリゾナで登板した大谷が、中7日でWBC初陣となる9日中国戦へ。2日に中日との合同練習でライブBPに登板したダルビッシュも中7日で2戦目の10日韓国戦へ向かう。4日の中日との壮行試合で先発した佐々木は中6日で11日チェコ戦。そして、山本は12日オーストラリア戦へ。1次ラウンドは65球の球数制限だが、この日は中5日を考慮して50球が上限だったが、きっちりと投げ切った。
宮崎の強化合宿から各投手がローテ順に調整登板を消化し、1日深夜に帰国した大谷もアクシデントなく合流。栗山監督も5日に「元気で野球ができる状態で合流してくれたのは、すごくよかった」と話したように、最大のチェックポイントも通過。山本も無事に大会前の最終登板を終え、吉井投手コーチも4人の先発陣は「順調です」と、あとはWBC開幕を待つのみだ。首脳陣が第一プランとして準備を進めてきた「大谷→ダルビッシュ→佐々木→山本」の侍史上最強ローテで、世界一まで駆け上がる。【木下大輔】




