侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)が、6日に行われた阪神との強化試合で放った2本塁打が米国でも話題を呼んだ。3回の第2打席で片膝をつきながらバックスクリーン右に3ランを放ち、5回の第3打席ではバットを詰まらせながら再びセンター方向に3ランを放った。

MLB公式サイトは「大谷が日本代表に復帰し膝をつきながらホームラン」との見出しで速報。「満員の京セラドームで行われた日本代表と阪神との強化試合で、大谷はついに日本のピンストライプのユニホームを再び身につけた。そしてファンが求めていたものを見せてくれた」と伝えた。公式ツイッターも「すでにショーは始まった」と、2本の動画付きでツイート。CBSスポーツ電子版は「大谷は阪神との強化試合で2本塁打を放ち、すでにシーズン半ばのようなコンディション。どちらも全く違うホームランで興奮させられた」と伝えた。

また、MLB公式サイトはホームラン後の“ペッパーミル・パフォーマンス”にも注目。18年のメッツや昨年のカージナルスで行われていたもので、カージナルスのヌートバーは「ちょっとしたお祝いできる何かが欲しいねって(大谷と)話していたんだ。でも何も浮かばなかった。すると、彼は何であれ僕がグラウンドで最初にやったやつにしようって言ったんだ。それで、初回に僕が出たときにペッパーミルになった」と、パフォーマンスが生まれた経緯を明かしたという。