侍ジャパンに追加招集された山崎颯一郎投手(24=オリックス)が15日、チームに本格合流した。「光栄なことなので、すごくうれしい。なんとか栗林さんの…代わりにはなろうとは思ってないんですけど、自分に出来ることを、投げるのであれば、しっかりやっていきたいと思います」と意気込んだ。

14日に宿舎に入り、この日から練習に加わった。栗山英樹監督(61)からも声をかけられたという。「(監督からは)『本当に難しい調整になったけど、本当にごめんね』と『一緒に頑張ろう』とは言われました」と、明かした。

腰痛でチームを離脱することになった栗林良吏投手(26=広島)に代わって緊急招集された右腕は昨年11月の強化試合以来の代表復帰で背番号は63。“帰ってきた吹田の主婦”は、オリックスの春季キャンプ中からWBC使用球を使って、緊急事態に備えてきた。「オープン戦でも使って感覚も悪くないので、僕は大丈夫かなと思います」と、頼もしく話した。