“たまらん”男が決戦に戻ってきた。侍ジャパン源田壮亮内野手(30=西武)が「8番遊撃」でスタメン出場する。

源田は10日の1次ラウンド韓国戦での走塁で、二塁けん制の帰塁時に負傷。右手小指を骨折し、その後は患部にテーピングを巻きながら練習強度を少しずつ上げていた。

この日の試合前はキャッチボールを行うと、すぐに遊撃のポジションへ。約20分間のノックを受けた。右手の5分の2ほどにテーピングが巻かれている様子ながら、ゴロ捕球から一塁送球への握り替えをスムーズに行っていた。

さらにティー打撃を経て、午後4時30分ごろからは2人1組でのフリー打撃にも参加。セーフティバントの動きも交えながら、バットコントロールを確かめるようにセンターから逆方向へ打ち返していた。27スイングで右中間フェンス直撃も1本。上位打線へのつなぎ役として期待される。