18日に開催されたWBC準々決勝のベネズエラ戦で先発した米国代表のランス・リン投手(ホワイトソックス)が、日本との決勝でも投げたいと希望したものの、球団側にあえなく却下されたことを明かした。米NBCスポーツが伝えている。

リンはベネズエラ戦で4回を投げ、4安打2失点、2三振1四球とし、これが最後の登板となる予定だった。だが、15日の準々決勝イタリア戦で先発した日本代表の大谷翔平選手(エンゼルス)が決勝で投げるかもしれないと耳にし、それなら自分も同じように決勝の舞台に立ちたいと思ったという。

「Foul Territory TV」のインタビューを受けたリンは「ホワイトソックスに、決勝で投げてもいいか尋ねたんだけど……、『絶対だめ』だと言われた」とコメント。決勝に懸ける思いも虚しく、球団側からあっさり却下されたことを明かした。

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